一(いち)にも二(に)にも
他のことより、まずそのことに専念するさま。なにはさておき。
比起其他的事情,先专心于一件事情。首先。
例:語学学習に必要なのは一にも二にも繰り返しの練習だ。
一か八(ばち)か
結果はどうなろうと、運を天に任せてやってみること。のるかそるか。
碰运气,孤注一掷,不管成功与否,先干起来再说。听天由命。
例:よし、
ここ一番(いちばん)
ここで勝たなければなにもならない、という勝負どころ。最高にがんばるべきところ。
最关键的时刻,胜负关头。
一人前(いちにんまえ)
一人に割り当てる量。成人であること。また、成人の資格・能力があること。技芸・学問などが一応の水準に達していること。
一人份的东西。长大成人,多指与成人一样有相同的资格。能力,技巧,在某一领域能顶一个人了。
例:「
万(まん)が一(いち)
万のうちの一。可能性がほとんどないが,ごくまれにあること。万が一。万に一つ。
万一,假如,尽管几乎没有,但也有出现意外的可能性。
例:万が一 失敗したらどうしよう。
万(まん)に一つ(ひとつ)も
万ある可能性のうち一つも。決して。あとに打ち消しの語を伴って用いられる。
一万当中就连一个也...。绝对。常伴随否定表达使用。
例:可能性は万に一つもない。
一事(いちじ)が万事(ばんじ)
わずか一つの物事から、他のすべてのことを推し量ることができる。一つの小さな事柄の調子が他のすべての場合に現れる。
闻一知十,窥一斑而见全豹。仅从一个行为,一件事上,便可推测出其他许多事情。
例:彼のやることは
二(に)の足(あし)を踏(ふ)む
〔一歩目は進むが,二歩目はためらって足踏みする意〕決断がつかず実行をためらう。しりごみする。
(踏出的第二步就犹豫不前)拿不定主意,犹豫不决。畏缩不前。
例:正札を見て二の足を踏む。
二番(にばん)煎(せん)じ
一度煎じたものを,再び煎じること。また,そうしたもの。 何度か行われ,新味のないもの。
原意是把煎过的茶(药)再煎一次。也指煎第二次的东西。引申义为炒冷饭,换汤不换药,几度重复乏味的东西,没有新意。
例:「 -の薬」「 -の出し物」
二つ返事(ふたつへんじ)
「はい、はい」と重ねた返事。また、快く承知すること。
立刻同意,连声答应,连声称是地欣然接受、答应的样子。
例:二つ返事で引き受ける。
二つ無し(ふたつなし)
二つとない。かけがえがない。 比べるものがない。すぐれている。
唯一,无可取代,独一无二,优秀。
例:「 二つ無きものと思ひしをみなそこに山のはならでいづる月かげ/古今 雑上」「世に二つ無き御ありさまながら/源氏 薄雲」